おいだき配管の除菌洗浄とATP細菌検査【マンション / 東京都江東区】

こんにちは、アーバン住衛生サービスです。
本日は、江東区の築13年のマンションのおいだき配管の洗浄事例をご紹介します。ご依頼主はご夫婦とお子さん1人でお住いです。

  • 築13年、ご夫婦とお子さん1人の3人家族
  • ガス給湯器
  • 通年毎日お湯をためて使用している
  • おいだきは毎回使用することはなく、特に夏は時々使用する程度
  • 市販の配管洗浄剤は使用したことがない
  • 入浴剤は使用していない  
  • おいだき配管の汚れが気になっていたそうです。  さて取り掛かりましょう!

 

今回はATP細菌検査のご依頼もありましたので、まずはご依頼主立会いのもと洗浄前のお湯の細菌測定を行います。
結果は 328 RLU で、当店基準としては 75 RLU 以上の「危険ゾーン」に入ります。


事前に当店基準についてご説明申し上げていたので、「えっ?」と驚かれていましたが、この時期の気温もあって、おいだき配管内に滞留しているお湯の細菌の繁殖活動が活発なのかもしれません。
ちなみに事前にお湯張り口のカバーはこまめに洗浄されているとおっしゃていた通り、カウンターに水垢などがついていない、とてもお手入れが行き届いてる浴室でした。

 

一定量のお湯張りを最初に行い状況を確認します。特段匂いなどはないものの若干の浮遊物が確認できました。

 

そして、お湯張り口廻りのカバーを外し、循環アダプタを露出させます。
微々たる汚れはあるものの、さすがに綺麗です。
 

 

そして循環アダプタも外します。
こちらも若干ヌルヌルするものの、目立った大きな汚れの付着はありませんでした。ちなみ左の写真はアダプタの受け口で金属製なのですが、築年数が10年程度経っていると錆びている場合が多いのですがとても綺麗な状態です。
 

 

これらのパーツを丁寧に洗浄していきます。元々綺麗であっても手は決して抜きません。アダプタには空洞になっている部分があるのですが、急須の注ぎ口を洗うような極細のブラシなども使い内部も丁寧に洗浄しています。

 

 

そして、肝心のおいだき配管の除菌・洗浄を行います。じっくりと時間をかけて配管内の汚れを排出させます。

しっかりと排出することが出来ました。

 

汚れを洗い流した後は、配管内を徹底的にすすぎます。すすぎを終えた後、ATP細菌検査を行います。
お客さまの立会いのもとお湯を採取し、測定器で計測を行います。今回の測定値は・・・

4 RLU でした。
25 RLU未満の「安全ゾーン」です、今回も綺麗なお湯になりました。

毎日の疲れを癒すお風呂のお湯を安全・清潔にするべく頑張ってまいります!

 

余談ですが、今回のマンションにて管理人さんとお話をさせていただいたところ、ある住人の方が給湯器の故障で業者さんを呼んだところ、「お湯張り口のカバー」のフィルターに汚れが詰まっていたためにエラーが起きていたそうです。フィルターの目詰まりを解消するだけで通常通り使用可能になったとのことですが、本格的に故障する可能性もありますので、カバーはお風呂掃除のついでにチョイと外して裏側からブラシでフィルターをチョチョイと洗ってみてはいかがでしょうか?

 

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