おいだき配管の除菌洗浄とATP細菌検査【マンション / 東京都江東区】
こんにちは、アーバン住衛生サービスです。
本日は、江東区の築12年のマンションのおいだき配管の洗浄事例をご紹介します。ご依頼主は3世代でお住いのご家族です。
- 築12年、3世代でお住い
- ガス給湯器
- 市販の配管洗浄剤は使用したことがない
- 入浴剤は使用していない
- ここ数ヶ月はシャワーのご利用ばかりでお湯をためるのが不安になり、ご依頼いただきました。 さて取り掛かりましょう!
今回はATP細菌検査のご依頼もありましたので、まずはご依頼主立会いのもと洗浄前のお湯の細菌測定を行います。
結果は 1,631 RLU で、当店基準としては 80 RLU 以上の「危険ゾーン」に入ります。
4桁の数字が表示されました。
このような3桁や4桁の当店基準を大きく上回る数値の場合、大きく分けて2つの状況が個人的には考えられます。
1. 数値通り、相当量の汚れがおいだき配管内に溜まっていて、新しい水(お湯)を使っても常に汚れが溶け出している状態。
2. お風呂のお湯張り機能をしばらくの間使用しなかった場合に、おいだき配管内に滞留している水の雑菌の活発な繁殖活動によるもの。
ご依頼主はこの数値にびっくりされていましたが、あらかじめ伺っていた状況(数ヶ月間シャワーのご利用ばかり)と、とてもお手入れの行き届いてる浴室内を見るに「2」の可能性が高いことをお伝えして、改めて気合を入れて作業を開始します。
お湯張り口のカバーを外して、さらに循環アダプターも外した後に露出する受け口の写真です。
湯垢や皮脂、垢などが混じった汚れが付着してる状態ですね。お湯の出入り口ですから重要な部分です。念入りに内部まで洗浄いたしますと・・・
このような汚れの量が受け口に付着していました。
もちろんカバーやアダプタも念入りに洗浄を行います。
そして、肝心のおいだき配管の除菌・洗浄を行います。じっくりと時間をかけて配管内の汚れを排出させます。
しっかりと排出することが出来ました。
汚れを洗い流した後は、配管内を徹底的にすすぎます。すすぎを終えた後、ATP細菌検査を行います。
お客さまの立会いのもとお湯を採取し、測定器で計測を行います。今回の測定値は・・・
10 RLU でした。
25 RLU未満の「安全ゾーン」です、今回も綺麗なお湯になりました。
ご依頼主にも喜んできただき、こちらとしても嬉しい限りです。
毎日の疲れを癒すお風呂のお湯を安全・清潔にするべく頑張ってまいります!
当ブログの作業事例は全て、お客さまのご了承を得て掲載をしております。 お客さまの許可なく掲載すること、作業時の撮影などは一切行いません。 |