追いだき配管のみのご依頼でしたが・・・(ジェット機能付)追い焚き配管の除菌洗浄とATP細菌検査【東京都中央区 / マンション 】
こんにちは、アーバン住衛生サービスです。
本日は、中央区の築13年のマンションの追いだき配管の洗浄事例をご紹介します。ご依頼主はご夫婦お二人でお住いでいらっしゃいます。
- 築13年、ご夫婦お二人(新築時よりご入居)
- ガス給湯器
- お湯を溜める頻度は通年週2、3回程度
- 追いだきは都度ご利用
- 市販の配管洗浄剤は使用したことがない
- 入浴剤は週1回程度使用している
- 以前より追いだき配管の汚れが気になられていたそうです。
さて取り掛かりましょう!
今回はATP細菌検査のご依頼もありましたので、ご依頼主立会いのもと洗浄前のお湯の細菌測定を行います。結果は 51 RLU で、当店基準としては 25 RLU 以上の「要注意ゾーン」に入ります。
まず、一定量のお湯を張り、お湯の状態などを確認します。
結構な量の浮遊物が確認できます・・・この場合、お湯張り口の(金属製の)カバー内に多くの汚れが溜まっている場合が多いため外して確認しましたが原因は他にあるようです。
原因は上記画像の右側にあるジェットバス機能の一番下の吸い込み口の様子です。
(お湯張り口は排水栓左側に斜めに設置されているものです)
ご依頼主はジェット機能をあまりご利用になられていないため、そちらの除菌洗浄は見送られたとのことでした。(事前の準備に加え、作業時間が大幅に増加するため当日の追加作業は難しい場合が多いです)
とは言え、目の前の汚れを見過ごすわけにも行きません。ジェット配管の洗浄は本日は出来ませんが内部の状況をある程度把握するためにもご依頼主の承諾を得てパーツ類は外してみることにしました。
本筋に戻ります。
お湯張り口廻りのパーツを外し、丁寧に手洗いにて洗浄を行います。
カバーは水アカ程度の付着です。洗浄後、研磨剤を含まないクリームで磨きます。
➡️
アダプター表面は概ね綺麗です。
➡️
アダプター裏側には汚れが付着、内部には結構な量の汚れが溜まっていました。
➡️
受け口です。(浮遊物が多いですが、本体は綺麗になっています・・・)
➡️
キレイになりました。
こちらがお湯に混じる汚れの元と思われるジェットバスのパーツ類です。
➡️
カバーの裏側です、結構な量の汚れが溜まっていました。
➡️
噴出口も汚れが目立ちます。
これらのパーツも洗浄しました。
パーツ類を全て洗浄後の浴槽の状況がこちらです。
そして、肝心の追いだき配管の除菌・洗浄をじっくり時間をかけて行います。
徐々に汚れが排出され・・・
最終的にはご覧の通りです。
追いだき配管のすすぎを徹底的に行った後に、測定器にてATP細菌量検査を行います。
お客様の立会いのもと計測した結果は・・・・
17 RLU でした。
25 RLU未満の「安全ゾーン」です、今回も綺麗なお湯になりました。
ご依頼主にはとても喜んでいただきました。こちらとしても嬉しい限りです。
今回は時間や準備の都合上、ジェットバス配管洗浄の追加作業は出来ませんでしたがパーツ類をみる限り内部はかなり汚れている可能性が高いと思われます。早めの除菌洗浄をオススメさせていただきました。
毎日の疲れを癒すお風呂のお湯を安全・清潔にするべく頑張ってまいります!
当ブログの作業事例は全て、お客さまのご了承を得て掲載をしております。 お客さまの許可なく掲載すること、作業時の撮影などは一切行いません。 |