自動配管洗浄機能付きのユニットです・・・追い焚き配管の除菌洗浄とATP細菌検査【東京都中央区 / マンション 】
こんにちは、アーバン住衛生サービスです。
本日は、中央区の築６年のマンションの追い炊き配管の洗浄事例をご紹介します。ご依頼主は５人家族でいらっしゃいます。
- 築６年、５人家族（新築時よりご入居）
- ガス給湯器（自動配管洗浄機能付き）
- お湯を溜める頻度は通年毎日
- 追い炊きは都度ご利用
- 市販の配管洗浄剤を２ヶ月ごとに使用している
- 入浴剤は使用していない
- 追い炊き配管の汚れが気になられていたそうです。
さて取り掛かりましょう！
今回はATP細菌検査のご依頼もありましたので、ご依頼主立会いのもと洗浄前のお湯の細菌測定を行います。結果は 13 RLU で、当店基準としては 25 RLU 未満の「安全ゾーン」に入ります。
11/24付のブログでご紹介した事例と同様、（洗浄前ATP測定値が）安全圏内のご家庭です。お話を伺ったところ、定期的（２ヶ月ごと）に市販の配管洗浄剤を使用されていらっしゃるとのこと。そしてユニットには自動配管洗浄機能が備わっています。さて、配管内の状況はどうなっているでしょうか。
まず、一定量のお湯を張り、お湯の状態などを確認します。
特段浮遊物や匂いなどは確認できません。
お湯張り口廻りのパーツを外し、丁寧に手洗いにて洗浄を行います。
カバーは外したことがなかったそうで裏側に汚れが付着しています。
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カバーを外したところです。アダプターを留めるネジにも汚れが付着していますね。
アダプター表面上部に汚れが集中し、中央のゴム部分にも汚れが。
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アダプター裏側には汚れはほとんど付着していません。
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受け口も上部の方に汚れが付着。
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キレイになりました。
金属カバーには「こまめにお手入れをしましょう」と刻まれていますが、外さない限り読むことが出来ないんです・・・
そして、肝心の追いだき配管の除菌・洗浄をじっくり時間をかけて行います。
ご覧の通り、しっかりと汚れを排出しました。
「自動配管洗浄機能」は排水を感知すると給湯器が自動で配管内に水を通し配管内に汚れを残さないようにする機能です。とても気の利いた機能なのですが、水を通せるのは「上水道（≒給湯器）→ 浴槽」の配管だけです。戻りの「浴槽 → 給湯器」の配管には通せません。 詳しい説明は割愛しますが追い炊き配管全体の50%に満たない40%程度に水を通すというイメージでしょうか。
この機能が備わってるユニットの方が排出される汚れが少ない傾向にはありますが、今回の事例の様に間違いなく汚れは溜まっていきます。そして配管洗浄剤で一時的な除菌効果は確かに得られますが、汚れが溜まっている限りいつ雑菌が大繁殖を始めてもおかしくはないんですね。
追い炊き配管のすすぎを徹底的に行った後に、測定器にてATP細菌量検査を行います。
お客様の立会いのもと計測した結果は・・・・
6 RLU でした。
25 RLU未満の「安全ゾーン」です、今回も綺麗なお湯になりました。
ご依頼主にはとても喜んでいただきました。こちらとしても嬉しい限りです。
毎日の疲れを癒すお風呂のお湯を安全・清潔にするべく頑張ってまいります！
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