ユニットバスごと交換しても追い焚き配管はそのままなんです・・・追い焚き配管の除菌洗浄とATP細菌検査【東京都中央区 / マンション 】

こんにちは、アーバン住衛生サービスです。
本日は、中央区の築18年のマンションの追い焚き配管の洗浄事例をご紹介します。ご依頼主は4人家族で、1年ほど前にユニットバスごと交換されていらっしゃいます。

  • 築18年、4人家族(入居後11年)
  • 1年ほど前にユニットバスごと交換済み
  • ガス給湯器
  • お湯を溜める頻度は週に2、3回程度、夏はシャワー利用
  • 追い焚きは都度ご利用
  • 市販の配管洗浄剤を使用たことはない
  • 入浴剤を使用している 
  • 以前より追い焚き配管の汚れが気になられていたそうです。
    さて取り掛かりましょう!

 

この仕事の性質上、新築のご家庭に伺うことはありませんので最新のユニットバスを目にする機会も今回の様な事例の時だけです。若干ワクワクしてしまいます・・・。

当ホームページのコンテンツでもご紹介している通り、マンションではユニットバス(や給湯器)を交換しても、その配管は交換されないことがほとんどです。(給湯器からの配管を交換するには大ががりな工事が必要になってしまいます)
その様な機会にはぜひ、併せて追い焚き配管の除菌・洗浄も行なっていただけるとより快適にバスタイムをお楽しみいただけるかと思います。

さて、本題です。
今回はATP細菌検査のご依頼もありましたので、ご依頼主立会いのもと洗浄前のお湯の細菌測定を行います。結果は 1,295 RLU で、当店基準としては  80 RLU 以上の危険ゾーン」に入ります。


4桁の数字が表示されてしまいました。
新品同様のお風呂でも中のお湯が雑菌だらけでは台無しです・・・。

 

まず、一定量のお湯を張り、お湯の状態などを確認します。
特段、目につく汚れや匂いなどはありません。

 

お湯張り口廻りのパーツを外し、丁寧に手洗いにて洗浄を行います。

カバーは表・内側共に水アカの付着程度です。
とても汚れにくく、かつ汚れが落としやすい素材です。
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アダプター表面も目立つ汚れはありません。
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アダプター裏側にはこの様な汚れが。これは入浴剤のカスが主な原因です。
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アダプターには湯アカがぎっしりと付着していました。
これらの汚れはバス交換後、この1年の間に付着したということになります。
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全てキレイになりました。
たった1年でこの様に循環パーツは汚れてしまうことがおわかりいただけますね。

 

そして、肝心の追いだき配管の除菌・洗浄をじっくり時間をかけて行います。

ご覧の通り、しっかりと汚れを排出しました。
お湯自体もかなり濁っていますね・・・

 

追い焚き配管のすすぎを徹底的に行った後に、測定器にてATP細菌量検査を行います。
お客様の立会いのもと計測した結果は・・・・

5 RLU でした。
25 RLU未満の「安全ゾーン」です、今回も綺麗なお湯になりました。

 

ご依頼主にはとても喜んでいただきました。こちらとしても嬉しい限りです。

毎日の疲れを癒すお風呂のお湯を安全・清潔にするべく頑張ってまいります!

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