お風呂のお湯に混じる黒い粒状の汚れの正体は?・・・ 風呂釜追いだき配管の除菌洗浄 【東京・江東区 】
こんにちは、アーバン住衛生サービスです。
当店では引き続き、感染予防には細心の注意(毎朝の検温・手指の消毒・マスク着用)を払った上で訪問洗浄に伺っております。
本日は江東区の築20年のマンションの追いだき配管(風呂釜配管)の洗浄事例をご紹介します。ご依頼主は4人家族でいらっしゃいます。
- 築20年、4人家族(2年前に中古購入)
- ガス給湯器(1年前に交換)
- 通年お湯をためてご利用
- 追いだきは都度ご利用
- 入浴剤は常にご利用
- お湯に黒い粒状の汚れが混じり、困っている
さて取り掛かりましょう!
給湯器の交換をしたところ、お湯に黒い粒状の汚れが混じるようになった、とご依頼主。
市販の配管洗浄剤で洗浄を何度も試みるも一向に改善する気配がなく、汚れを網ですくってから入浴する生活を強いられていたそうです・・・
循環アダプターから真下に伸びる黒いスジが確認できますが、これは黒いゴム混じりのお湯が伝わって出来たスジです。
この段階で通常の作業時間より時間がかかる可能性があること、ゴム粒は完全に取り切ることが出来ない可能性があることをお伝えしてから作業に取り掛かります。(ご予約の際にも同様の旨をお伝えしております)
*ゴム汚れとは・・・給湯器内部などに使用されているゴムパッキンが経年や入浴剤の使用などにより劣化した破片のことです。
作業に必要な一定量のお湯を張り、状態を確認しながら作業の準備を行います。
浴室内に持ち込む洗浄道具一式です。
お湯を張るとこの通り。ちょっと入浴を躊躇する状態です。
お湯張り口廻りのパーツを外し、丁寧に手洗いにて洗浄を行います。
ご家庭でも取り外し可能なカバーです。
➡
内側です。黒く着色してしまっている部分は落としきれません。
➡
循環アダプターです。
➡
裏側はこの通り真っ黒です。
着色してしまっている汚れは同様に取りきれません・・・
➡
留め具も真っ黒です。
➡
この段階での状態がこちらです。
肝心の追いだき配管の除菌・洗浄をじっくり時間をかけて行います。
通常の3倍程度の洗浄剤を使用し、汚れをしっかりと排出しました。
「給湯器の交換を機に、黒い汚れが出るようになった」とおっしゃっていましたが、(ここからは仮説です)これらのゴム汚れは旧給湯器のもので間違いないでしょう。(汚れも前居住者が残したものが大半です)
給湯器が新品になったことで水勢が強くなり、汚れが押し出されるようになったと考えられます。このような状態のまま使用していると(特に入浴剤使用)配管が詰まった状態になり給湯器が正常に作動しなくなる場合があります。
黒い粒状の汚れが混じったりする場合は、お早めに専門の業者さんにご相談されることをオススメいたします。特に冒頭の画像の黒いスジなどがある場合はかなり酷い状況の可能性が高いです。もちろん当店の営業圏内であればぜひ、ご連絡お待ちしております。
徹底的に濯ぎを行った後に、テスト湯張りを行い湯質と給湯器の正常作動を確認します。
(テスト湯張りのお湯はそのままご入浴いただけます)
今回も綺麗なお湯になりました。
ご依頼主に大変喜んでいただき、当店としても嬉しい限りです。
作業場所廻りを綺麗に片付けて作業完了です。ありがとうございました!!
『風呂釜洗浄』と『追いだき配管洗浄』の違いとは?
おいだき配管の『おいだき』を漢字で書くと?
『お客さまの声』 ⇦ ぜひご参考にしてください。
毎日の疲れを癒すお風呂のお湯を安全・清潔にするべく頑張ってまいります!
当ブログの作業事例は全て、お客さまのご了承を得て掲載をしております。 お客さまの許可なく掲載すること、作業時の撮影などは一切行いません。 |