お湯に粒々が混じる・・・追い炊き配管の除菌洗浄とATP細菌検査【東京都江東区 / マンション】

こんにちは、アーバン住衛生サービスです。
本日は、江東区の築15年のマンションの追い炊き配管の洗浄事例をご紹介します。ご依頼主は3人家族でいらっしゃいます。

  • 築15年、3人家族
  • ガス給湯器
  • 夏以外は毎日お風呂にお湯をためている、夏は週に2、3度
  • 追い炊きはお湯を溜めた際は都度ご利用
  • 市販の配管洗浄剤を使用したことはない
  • 入浴剤は時々使用  
  • お湯に粒々が混じり、追い炊き配管の汚れが気になっていたそうです。  さて取り掛かりましょう!

 

今回はATP細菌検査のご依頼もありましたので、まずはご依頼主立会いのもと洗浄前のお湯の細菌測定を行います。
結果は 183 RLU で、当店基準としては 80 RLU 以上の「危険ゾーン」に入ります。

 

まず、一定量のお湯を張り、お湯の状態などを確認します。
ご依頼主から事前にご相談いただいた粒々も若干ですが確認できました、なお匂いは特段ありません。

 

カバー、アダプターを外して洗浄作業を行います。

築15年程度のマンションでよく見かけるこちらの循環器具、受け口部分に金属が使用されているためか、カバーやアダプターにサビが転移・着色してしまい綺麗に落とすのは困難です(赤いサビとエメラルド色のサビ=緑青)。また、サビを生み出す受け口もサビに入浴剤のカスや湯垢が固着してこちらも綺麗に落とすのは困難なんです。
 

 

 

アダプター、受け口に傷を付けないギリギリまで丁寧に洗浄をした結果がこちらです。
 

 

 

そして、肝心の追い炊き配管の除菌・洗浄をじっくり時間をかけて行います。

排出された汚れがこちら。

しっかりと排出することが出来ました。

写真では判別できませんが、ご依頼主のおっしゃっていた「粒々」も混じっています。
正体はこちら・・・

こちらは給湯器内部または配管で使用されている「銅」製の部品のサビ=緑青です。
汚れが固着していたこれらのサビが汚れとともに大量に排出されました。

今回の洗浄で排出されたために、しばらくこのような粒々は出てこないはずですが時間が経てば新たなサビはやがてお湯に混じることになってしまいますね・・・

家族構成や使用頻度などにより一概に言えませんが、築10年前後のお風呂から上記のようなサビや劣化したゴムパッキンのカス(こちらは黒い粒々)が発生する可能性があります。

 

追い炊き配管のすすぎを徹底的に行った後に、測定器にてATP細菌量検査を行います。
お客様の立会いのもと計測した結果は・・・・

 

0 RLU でした。
25 RLU未満の「安全ゾーン」です、今回も綺麗なお湯になりました。

ご依頼主にはとても喜んでいただき、こちらとしても嬉しい限りです。

毎日の疲れを癒すお風呂のお湯を安全・清潔にするべく頑張ってまいります!

 

 

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