給湯器を交換しても配管はそのままです・・・追いだき配管の除菌洗浄とATP細菌検査【東京都墨田区 / マンション 】

こんにちは、アーバン住衛生サービスです。
本日は、墨田区の築21年のマンションの追いだき配管の洗浄事例をご紹介します。ご依頼主は現在2人家族でいらっしゃいます。

  • 築21年、2人家族(新築時より入居、以前は4人で居住)
  • ガス給湯器(約1年前に交換済み)
  • お風呂は毎日お湯を溜めてご利用
  • 追いだきも毎日使用している
  • 市販の配管洗浄剤を使用したことはない
  • 入浴剤はほぼ毎日使用している 
  • 以前より追いだき配管の汚れが気になられていたそうです。
    さて取り掛かりましょう!

 

大雑把に築25年程度未満のご家庭のお風呂の風呂釜は台所の湯沸かし器などと統合され「給湯器」としてベランダまたは玄関先、戸建であれば屋外に設置されています。そのためお風呂のお湯を循環させる「追いだき配管」は往復2本存在し、距離が長い事もあり汚れが蓄積してしまいます。

そしてこの「追いだき配管」は「給湯器」を故障・老朽化などで交換した際でもほとんどの場合(特にマンション)はそのまま使用します。これはユニットバスごと新調された場合も同様です。

今回のご依頼主は約1年ほど前に給湯器を交換されていらっしゃいます。

ATP細菌検査のご依頼もあり、ご依頼主立会いのもと洗浄前のお湯の細菌測定を行います。
結果は 1,490 RLU で、当店基準としては  80 RLU 以上の「危険ゾーン」に入ります。


雑菌の繁殖状況は必ずしも汚れの量と比例する訳ではありませんが、ドキッとする繁殖状態です。

 

一定量のお湯を張りお湯の状態を確認します。
浮遊物に加え、匂いも若干気になります。

 

そして、お湯張り口廻りのパーツを外し、丁寧に手洗いにて洗浄を行います。
これらのパーツは給湯器の交換と同時に交換された最新型です。

ご家庭でも取り外し可能なカバーです。
画像では分かりづらいですが、フィルターのほぼ全ての目が詰まっていました。このフィルターが詰まってしまうと他のパーツにも影響が及びます・・・
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アダプターの吸込み口も完全に詰まってしまっています。
交換後1年でこのような状態になる事もあるので、(カバーの)フィルターはこまめにお手入れをした方が良いですね。
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アダプター裏面も同様です。
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受け口やその周囲にも汚れがびっしり。
繰り返しになりますが、1年でここまで汚れる場合もあるんです。
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全てキレイになりました。

 

そして、肝心の追いだき配管の除菌・洗浄をじっくり時間をかけて行います。
汚れの排出が収まらないため、洗浄剤を追加しながら洗浄を進めます・・・

ご覧の通り、しっかりと汚れを排出しました。

お客様の立会いのもと計測した、気になる洗浄後の結果は・・・・

20 RLU でした。
25 RLU未満の「安全ゾーン」です、今回も綺麗なお湯になりました。

 

ご依頼主にはとても喜んでいただきました。こちらとしても嬉しい限りです。

 

毎日の疲れを癒すお風呂のお湯を安全・清潔にするべく頑張ってまいります!

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