『風呂釜洗浄』と『追いだき配管洗浄』って違うの? そもそも『風呂釜』ってどこにあるの?
こんにちは、アーバン住衛生サービスです。当店は現在、政府の緊急事態宣言に伴い営業を自粛しております(4/9〜5/6)。
当店ウェブサイトのサブタイトルは「東京・江東区の風呂釜洗浄専門店」と設定しています。
ただし、コンテンツページやブログ内では「おいだき(追いだき/追い焚き/追い炊き) 配管洗浄」と主に表記しています。
これには風呂釜という言葉と現状の設備仕様が一致していない事情が関係しています・・・。
本日は「風呂釜洗浄」と「追いだき配管洗浄」の違いについてのお話です。
まずはズバッと答えから・・・
当店においては「風呂釜洗浄」と「追いだき配管洗浄」は全く同じ意味で使用しています。
・・・なのですが・・・
当店の「おいだき配管の洗浄について」ページでは「一つ穴の浴槽であれば 〜 ほとんどのおいだき配管の除菌・洗浄が可能です。」としています。これは・・・本来の意味での「風呂釜」洗浄には対応していないということなんです。
実際の「風呂釜」をご存知の方が思い浮かべるのは、こちらの「バランス釜」ではないでしょうか。
(提供:写真AC)
この浴槽脇に設置する「風呂釜=バランス釜」は1960年代に公団住宅に採用され普及し、その後1990年代前半頃まで採用されていた様子です。小窓から点火した炎が確認できる文字通りの「釜」で間違いないでしょう。(ちなみに私の自宅にこの風呂釜があった経験はなく、親戚の家や民宿・旅館などで見た記憶しかありません)
この「バランス釜」は浴槽内の「上下二つの穴」でお湯を自然循環させるため、内部に汚れが溜まりやすく、その汚れを掻き出す作業が必要となります。ご家庭で行ったりすることも可能な様ですが、そのサービスを提供する業者さんもいます。この作業がそもそもの「風呂釜洗浄」です。そしてこの、「二つ穴」タイプに当店は対応していないのです・・・。
(提供:写真AC)
1990年代に入り、この「風呂釜」と台所の「湯沸かし器」は統合され、集中給湯システムである「給湯器」として室外に設置される様になります。
ところが、お風呂にお湯を供給するという意味合いでとてもわかりやすい「風呂釜」はその実態とはかけ離れたまま、現行の給湯システム全体を指すことが定着してしまっています。
スマホで写真を撮ることを「写メを撮る」と言っても違和感がないことと近いかもしれません・・・。
「給湯器」が室外に設置されることにより、お湯を循環させる「追いだき配管」が必要になりました。室外にあるので必然的にこの配管は長くなり汚れは必然的に溜まります。設備仕様が変わろうとも、お風呂のお湯が濁ったり汚れたりする元を除菌・洗浄する、という意味合いでは全く同じなので、現行給湯システムにおける「風呂釜洗浄」が必要な方にも当店のウェブサイトにたどり着いていただく必要があります。
よって当店においては「風呂釜洗浄」と「追いだき配管洗浄」は全く同じ意味で使用しています。
ただし、従来の意味での「二つ穴」の「風呂釜洗浄」を検索されている方には申し訳ありませんが、対応出来兼ねますのであしからずご了承ください。
おいだき配管の『おいだき』を漢字で書くと『追い焚き』?『追い炊き』? それとも・・・
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