入浴剤は使わないほうが良い? でも使いたい・・・ 追いだき配管の除菌洗浄 + ATP細菌検査【東京・江東区 】
こんにちは、アーバン住衛生サービスです。
当店では引き続き、感染予防には細心の注意(毎朝の検温・手指の消毒・マスク着用)を払った上で訪問洗浄に伺っております。
本日は江東区の築7年のマンションの追いだき配管(風呂釜配管)の洗浄事例をご紹介します。ご依頼主は2人家族でいらっしゃいます。
- 築7年、2人家族(新築時より)
- ガス給湯器(自動配管洗浄機能付)
- 通年毎日お湯をためてご利用
- 追いだきは都度利用
- 市販の配管洗浄剤は使用したことがない
- 入浴剤を毎日ご利用
- 当店のご案内をご覧になり気になり始めた
さて取り掛かりましょう!
『入浴剤ってやっぱり使わないほうが良いですか?』・・・かなりの頻度でお問い合わせいただきます。
『お湯が汚れる』『給湯器・配管を痛める』・・などネガティブな情報が浸透している一方で、『いい香りがする』『癒される・リラックス出来る』『温まる』『お肌に良い』など様々な効能がありますね。
当店では「定期的(毎年が理想です)に専門業者にて洗浄をご依頼いただくことを念頭にお使いいただければ・・・ただし・・・」と注釈付きでご返答しています。
・海外製品は使用しない(利用する場合は、追いだきを使わない)
・白濁する類の入浴剤は汚れが多くなる傾向がある
・入浴剤を使ったお湯の翌日利用は控える(可能であれば使用当日もなるべく追いだきを使用しないようご家族の入浴時間を詰める)
・入浴剤によっては給湯器内などで使用されているゴムパッキンと相性が悪く劣化を早める場合がある など
特に最後のゴム汚れが確認された場合は、酷い状態になる可能性があるのでご注意が必要です。ただし、これは入浴剤が一方的に悪いというよりはゴムパッキンそのものの質や個体差なども考えられます。
今回は毎日入浴剤をご利用されているご家庭の洗浄事例です。
ATP細菌検査のご依頼もあり、ご依頼主立会いのもと洗浄前のお湯の細菌測定を行います。
結果は 254 RLU で、当店基準としては 80 RLU 以上の「要改善ゾーン」に入ります。
作業に必要な一定量のお湯を張り、状態を確認しながら作業の準備を行います。
浴室内に持ち込む洗浄道具一式です。
お湯張り口廻りのパーツを外し、丁寧に手洗いにて洗浄を行います。
ご家庭でも取り外し可能なカバーです。
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うっすらと汚れが点在しています。
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循環アダプターです。入浴剤の粒子を含む汚れが吸い込み口にびっしり付着しています。
こうなると歯ブラシなどで軽く擦る程度では汚れは取れません。
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裏側の吐き出し口にも同様の汚れが。
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アダプターの留め具にも汚れは溜まります。
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全て綺麗になりました。
肝心の追いだき配管の除菌・洗浄をじっくり時間をかけて行います。
ご覧の通りしっかりと汚れを排出しました。
入浴剤(白濁系)の汚れが多い場合は、このように淡い色の汚れになりがちです。わかりづらいですが画像手前側の泡の中にも多くの汚れが混じっています。幸い、前述したゴムパッキンへの悪影響は今のところ見られずゴム汚れの排出はありませんでした。
お客様の立会いのもと計測した、気になる洗浄後の結果は・・・・
1 RLU でした。
25 RLU未満の「安全ゾーン」です、今回も綺麗なお湯になりました。
ご依頼主に喜んでいただき、当店としても嬉しい限りです。
テスト湯張りを行い、湯質と給湯器の正常作動を確認します。
(テスト湯張りのお湯にはそのままご入浴いただけます)
作業場所廻りを綺麗に片付けて作業完了です。ありがとうございました!!
『風呂釜洗浄』と『追いだき配管洗浄』の違いとは?
おいだき配管の『おいだき』を漢字で書くと?
『お客さまの声』 ⇦ ぜひご参考にしてください。
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